「企画、製造、販売のスピードを上げてSPA型企業体目指す」

■国内の生産体制を整備

「自社のグループ４工場で年間６５万足を底付けしており、協力工場２社を足すと９０万足規模になっています。このほかに、国産には仕入れ商品もあります。

１７年に新潟のチヨダシューズを建て替えました。老朽化もありますが、“モノ”から“コト”への消費構造の変化に対応していくことの一環として、最近では工場見学の受け入れも増えています。

小売店頭スタッフでも靴の製造現場を知らない人も多いのが実情ですので、新しいチヨダシューズでは通路の幅を広げ研修もできるような施設も設けています。

米沢製靴（山形）も工場移設を計画しており、１８年一杯かけて新工場にしていく予定です」