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累計販売5000万足以上、歴史と伝統が息づくロングセラー「ジャガーΣ」

ピックアップ 2017-03-09  

ムーンスターのスポーツシューズの歴史は、1950年代までさかのぼる。その後、東京オリンピックを経て、スポーツの気運が高まった1970年代にスポーツシューズのトップラインとして「ジャガー」シリーズが登場。そして、1980年に今なおロングセラーを続ける「ジャガーΣ」が誕生する。

軽量化を徹底的に追及して開発されたジャガーΣは、「超軽量片足175g」をキャッチフレーズに衝撃的デビューを飾り、靴業界に旋風を巻き起こした。発売初年度に100万足を売上げ、ピーク時は年間250万足以上を販売。現在までの累計販売は5000万足以上で、なんと、日本人の2人に1人が履いた計算になる。

当初は、タウン用スニーカーとして学生から大人まで人気を集めていたが、スクール向けの機能を搭載することにより、次第に通学靴や運動靴として定着していく。

最大の特徴である軽さの秘密は、底材にあり。ムーンスターが独自に開発した発泡ウレタンソールは、軽さはもちろんのこと、衝撃吸収性や耐久性にも優れている。靴底には“MADE IN JAPAN”の文字が刻まれており、当時から今も変わらずムーンスターの久留米工場で生産され続けている。

発売当時と変わらないシンプルかつミニマルなデザインは、現在も色褪せていない。最近では「少しダサっぽい感じが可愛い」と再評価され、ファッションアイテムとして注目される存在に。セレクトショップとのコラボレーションモデルも発売されるなど、30年の時を経て再び脚光を浴びている。

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