「企画、製造、販売のスピードを上げてSPA型企業体目指す」

■ＳＰＡ型への課題に取り組む

「決算上は、靴小売事業と靴卸売事業の売上げはほぼ半々ですが、販売員を出している百貨店や靴卸売事業にカウントされるキャメロットなどを合わせると実質、全体の７割以上は靴小売事業になっていることになります。

にもかかわらず、ＳＰＡ型になっていないことが課題です。

インフラ整備のため、１７年度から５年をかけて基幹システムを全社的に変更するプロジェクトをスタートしていますが、ＳＰＡとしての意識を常に持ちながらバリューチェーンをどのようにマネジメントしていくか。

企画・開発から調達、そして店舗運営まで各部門の活動スピードを速め、どのように効率化をはかるかなどの課題をクリアしていかなくてはなりません」