シリーズ【フロントランナー ~新しい足音~】YOAKデザイナー広本敦氏
■自らの手で企画からPRまでを担当
「YOAKを立ち上げたのは、企画、生産、販売、プロモーションのすべてに意味があり、それらが最適化されたブランドを世に出したいと思ったからです。
そのため、自分でつくって、売って、宣伝するというビジネススタイルをとっています。逆にそれをやらないと、大切なことが見えてこないと痛感しています」
■東京の老舗靴工場で生産
「ブランド名のYOAKは、イギリスの王族が有する公爵位“YORK”を文字って名付けました。イギリスに住んでいた経験があり、自分のバックボーンの1つにイギリスがあることも影響しています。
ブランドコンセプトは“シャツとジャケットに合わせる靴”で、スタイルやコーディネートを重視しています。コンセプトを具現化するためには、素材や縫製にこだわる必要があり、必然的に国内で生産することになりました。
半世紀以上の歴史を持つ東京の靴工場で、裁断、縫製、吊り込み、ソールの接着まで全工程を行っています。素材もすべて国内で調達しており、商品を見れば、良さが分かって貰えると自信を持っています。
今回、生産背景が分かる動画を製作し、公式ホームページで公開しています。東京の無機質なイメージとブランドが持つ有機性を同居させた内容になっています」
ピックアップ記事
-
2024-04-02
-
2024-03-18
-
2024-03-13
-
2024-03-06
- daily ranking
- weekly ranking