シリーズ【フロントランナー ~新しい足音~】YOAKデザイナー広本敦氏
“シャツとジャケットに合わせる靴”をコンセプトにデビューした東京発のフットウェアブランド「YOAK(ヨーク)」。
熟練した靴職人の手による商品力の高さと、各種プロモーションを通して打ち出しているブランドの世界観が支持されて、スタイリストやファッショニスタの間で静かな人気を呼んでいる。オーナー兼デザイナーの広本敦氏に聞いた。
■会社員時代にデザイナー等を経験
「デザイン系の専門学校を卒業後、スポーツメーカーに勤務し、フットウェアのデザイナーとしてキャリアを積みました。その後、商社に転職し、主に海外ブランドのMDやPRを担当しました。多い時は3~4ブランドを同時に担当し、本国のカンファレンスや海外の生産工場に行くため、毎月のように海外に足を運んでいました。
経験を積むにつれて、メーカー、小売、ディストリビューターの相互関係について考えることが多くなり、既存の商流を維持していく必要性や、組織内で新しい可能性を具現化する難しさを感じるようになりました。
その中で、頭でっかちになった自分を一度リセットしたいという思いが芽生え、独立してブランドを立ち上げることを考えるようになりました」
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