コラム【Sidewalk View】第5回:強い組織を作るには(モンドデザイン堀池洋平)

column 2016-08-03  

 

事業を行っていくには、必ずそこで働いてくれるスタッフの協力が欠かせません。数人から数百人まで、規模により様々な人がその事業に関わってきます。

ただ、残念なことにスタッフ全員が同一の価値観・モチベーション・志をもって事に取り組むことはありえません。全員がそれぞれの事情を抱え、モチベーションの根源を持ち、それぞれ異なった価値観を持っています。

そのような個性あるスタッフを結集させて強い組織を作ることができれば、事業が上手くいく可能性が飛躍的に上がることは言うまでもありません。すべての価値観が共通ということはありえないとしても、根本的な意思を共有できれば充分強く柔軟な組織を作れると思います。その根本的な意識とは主に下記のようなことではないでしょうか。

①絶えず危機感を感じている
②周囲を信頼している
③感謝の気持ちを持っている
④現状で満足せず目標を高く持つ

ただ、最初から上記のような意識を持っている人材はそういるものではありません。採用の時に上記の意識を持っているのか、しっかりと見極めることもそうですが、組織に入った後にそのような考えを持ってもらえる努力をこちらから常に行うことも必要です。

例えば、業務に関わってくれていることへの感謝の気持ちをしっかり伝えること。信頼して任せること。現状の売上に対してや未来の売上に対してのシビアな話を絶えず伝えること。さらには、ただ単に「頑張れ」というだけではなく、何をどのように頑張るのか、また頑張った結果がどうなるのか、までを考える必要があると思います。

何のために頑張るのかが分からないまま業務を進めた時と、何か明確な目的があって業務を進めた時とでは、圧倒的に効率が変わってきます。さらには、自分の将来の夢や目標に、今自分がやっていることが役に立つとスタッフが感じてくれた時は、より一層力強いチームになると思います。

かの山本五十六が残した言葉に、「やって見せて、言って聞かせて、やらせて見て、ほめてやらねば、人は動かず。」という名言があります。ただ、「頑張れ!」や「何で出来ないんだ!」と言うのではなく、自分からやって見せ、場合によっては紙で渡すなど繰り返ししっかりと説明をして、信頼して任せてやってもらう。そして結果を見せしっかりと評価する努力を感度もし続けることで、仕事へのやりがいを感じ、それが良い意味での仕事へのプライドに変わっていくのではないかと思います。

【著者紹介】

【堀池洋平(ほりいけ・ようへい)】

1980年神奈川県生まれ。幼少期から高校卒業まで福島県いわき市で過ごす。大学卒業後に広告制作会社に勤務。2006年、廃タイヤチューブを再利用した自社開発製品「SEAL(シール)」を販売すべく株式会社モンドデザインを創業。代表取締役に就任
モンドデザイン公式HP:http://www.mondodesign.jp/
SEAL公式HP:http://www.seal-brand.com/index.html

堀池さん②顔

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