「18年はランニング事業を強化する年に」

■「履きたい」ブランドに選ばれる

トレイルランニング上級者から非常に高い評価を得ている「イノヴェイト」は、有名なトレラン大会で“履きたいブランドのＮｏ．１”に支持されています。

全国のアウトドア専門店では「履いてもらえば分かるシューズ」として評価を高めています。

この１年間でこうした結果が見えてきたトレイルランニングに加え、競合が明確なジムトレーニングにも注力していきます。

ノーベル物理学賞受賞の対象となった“地球上で最薄で強度が最も高い素材”であるグラフェンをアウトソールに搭載したシューズは、まずテスト版をつくっているところ。１年以内に商品化して発表できる見込みです。

　
■Ｅコマースは来期以降拡張

「デサント」の直営事業は、デサントブランが好調で、今年も何店舗か開ける予定です。

「デサント」ブランドとしては今後３年でアウトレットを含めて２０店舗体制にしたいと思っています。

一方、自社のＥコマース事業はマーケット全体からみると、まだ初心者。それを来期以降、徹底的に拡張する準備を進めています。