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interview
「ブランド初となるスニーカーの発売で次のステージへ」
スイス発のランニングシューズブランド「オン(On)」は、10月5日に開催されたアトモスコンVol.7でブランド史上初となるスニーカー「クラウドハイエッジ」を発表し、ブランドとして次のフェイズに入った。10月4日、「オン」の共同創業者の1人であるデイビッド・アレマン氏が来日し、インタビューに答えた。
■展開各国でのシェアが拡大
「ランニングシューズ界に革命を起こすべく、クラウドテックシステムを始めとした新たなテクノロジーを使ったオンを2010年に発売し、以来9年間、年率60%以上の成長を続けている。
パフォーマンスランニングシューズでは、欧州の3カ国でシェアが5位以内(スイス1位、オーストリア3位、ドイツ4位)になっている。また、日本は6位、アメリカでも7位と、ナイキやアディダス、アシックスといったグローバルブランドと肩を並べるまでに成長している。
本社のあるスイスではパフォーマンスランニングシューズ分野で45%のシェアを獲得しており、ナイキ、アディダスを抑えてトップシェアを有している。
現在、世界50カ国、6000の小売店で販売されており、18カ月前に200人だった従業員は400人に増え、今後1年間で600人になる予定だ。
オンは、シンプルな外観と履き心地の良さでファンを増やしてきた。今後、市場でのトップ5のブランドを目指していくが、これからも草の根的な活動が鍵になっていく。オンはある意味で“製品オタク”であり、いずれにしても製品が要になると考えている」
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