スニーカー&スポーツライフスタイルの最新トレンドを発信
interview
「イノベーションとテクノロジーを基本にモノづくり強化」
■消費スタイルが変わる米国
「米国は総論では景気回復傾向にあるといわれていますが、一般雑貨を中心とする小売店が振るわず、厳しい状況にあるとみています。
スポーツ用品店もオーバーストア状態の中で大手小売店が倒産するなど、厳しい状況が続いています。景気が良くないため、消費者は買い控えをしているといわれますが、実態は実店舗ではなくネット販売に消費者が向かっているからです。
米国ではクルマで出かけ、パーキングに停めて買い物をするという、これまでの消費スタイルが面倒になってきたことが背景にあると思います。
日本市場も、スポーツ小売の中では特にスポーツウェアの低迷が目立つなど、全体にスポーツ用品が落ち込んでいます。
背景にはやはり少子高齢化が影響しており、若年層のスポーツというと相変わらず野球やバスケットボールであり、新規のスポーツ参加人口が増えていないという問題を抱えています」
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