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interview

ジーフット

代表取締役社長

木下尚久氏

「商品改革に最優先で取り組む」【前編】

5月24日付でジーフットの新社長に就任した木下尚久氏。就任後、最優先で取り組んでいるのが商品改革で、「ジーフットとして看板となる強い単品をつくる」と意気込む。また、スポーツカテゴリーの強化・拡大に舵を切るとともに、「すべての面においてマイナス影響を及ぼしている」という商品在庫削減にも本腰を入れている。木下新社長のインタビューを前編と後編にわたって掲載する。

 

■看板となる商品をつくる

「4月11日に顧問として就任し、1カ月をかけて全国約110店舗を回りました。そこで見聞きする中で、当社が抱えている課題が徐々に見えてきました。1つは、顧客目線で見た時にグリーンボックス、アスビーなど各業態の違いが分かりにくいこと。もう1つは、ジーフットとして看板となる商品が見当たらなかったことです。

社長就任後、最優先で着手しているのが商品改革で、これまで業態別だったMDを1つに統合し、看板商品となる強い単品をつくることに取り組んでいます。ただし、それは利益率の高いPB商品をつくることが目的ではなく、顧客ニーズをしっかり分析した上で、お客様に喜んでもらえる品質、デザイン、価格のバランスが取れた商品をつくり上げることです。

開発段階から受注数量まで確認するのが私の仕事であり、トップがそれをやらない限り現状は打破できません。当社はイオングループ各社の靴を担う存在にならなければならず、そのためにもグループ各社から販売したいと言われるような強い単品の存在が必要不可欠だと考えています。

  • デサントジャパン

    取締役常務執行役員第1部門長

    小川典利大さん

  • ジーフット

    代表取締役社長

    木下尚久氏

  • RHYTHM

    代表取締役社長

    鹿子木隆さん

  • リーガルコーポレーション

    代表取締役社長

    岩﨑幸次郎さん

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