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interview
「ブランド創立20周年を機に原点回帰へ」
■20年間を振り返って
ロンドン留学中の学生時代にブランドを立ち上げましたが、当時は仕事という意識もなく、自分がつくりたいものをつくっていました。生活は楽ではありませんでしたが、自由にものづくりができていましたし、時代も良かったのだと思います。
30歳の時に所属していた会社から独立しましたが、想像以上にデザイン以外の仕事が多くなり、1人では回りきらなくなったため、初めてアルバイトを雇いました。また、事務所の家賃や工場への支払いが必要となり、ものづくりにはこんなにもお金がかかるのかと改めて実感しました。
2006年に会社を設立してからは、会社や社員を守るという意識が芽生え、会社の基盤や土台をつくる必要性を痛感するようになりました。
今現在は、取引先や顧客が増えてくるなかで、RFWのブランド像が出来上がり、そこから外れたことはしづらくなっていると感じています。一方で、これからもブランドを継続していくためには、もう一度原点に戻って、面白いものや新しいものを提案していかなければと、攻める意識が芽生えています。
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