ウォーキングシューズは“分かりにくいカテゴリー”になり停滞の時期に
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80年代にシューズカテゴリーのひとつとして生まれたウォーキングは、90年代に様々な提案を繰り返しながら熟成され、00年以降は「軽量」「ゆったりした足入れ」「ファスナー付」などをベースに、団塊の世代よりも上の世代を主対象とした「快適なシューズ」のマーケットを形成し、着実な成長を遂げてきた。
しかし、当初から“アメカジ”など海外のファッションの影響を受けて育った団塊世代が高齢化すると、これまでとは異なるアイテムが必要になるのではないか、と言われてきた。
この現象は、ここ2~3年で中高年齢層の顧客が多い百貨店のウォーキングシューズ売り場でも「ファスナー付を始めとした従来型ウォーキングシューズの販売が落ち着いてきた」という形で表れてきている。
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