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アディダスジャパン副社長が語った「SPEEDFACTORY」の現在と未来

sports 2018-10-09  

アディダスジャパンのトーマス・サイラー副社長


「3~5年で100万足の生産体制へ」

アディダスジャパンのトーマス・サイラー副社長マーケティング事業本部長は、SPEEDFACTORYの今とこれからについて次のように語った。

「SPEEDFACTORYは、従来の製造プロセスを見直し、デジタル機器を駆使した最新の靴工場だ。業界ではこれまで、シューズの製造に18カ月が必要とされてきたが、この業界基準を将来的に数日間・数時間という単位に変えていく。

SPEEDFACTORYは17年夏にアディダス・ドイツ本社から車で約45分、パートナー企業も周辺に多いアンスバッハに開設した。まず500足をテスト生産し、ドイツ以外の国でも展開できると考え、戦略的市場であるアメリカのアトランタに17年末に2つ目の施設を設置した。

現在は、AM4 City Seriesのような戦略モデルをつくっているが、これらはまだ数千足の規模。この2つの工場で3~5年の中期計画として年間100万足の生産体制に上げたい。

SPEEDFACTORYは、世界的アスリートが履くのと同じようなカスタマイズシューズを一般ユーザーが手にすることを可能にする。また世界中のどこでも、例えば直営店内でも設置が可能であり、ユーザーと一緒にシューズをカスタマイズすること(共創)をビジョンにしていく」

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