「アシックス」がスパイクピンを搭載しない次世代陸上シューズのプロトタイプ発表
アシックスによると、「スパイクピンが地面にささる感覚がある」といった選手の声がきっかけとなり、2015 年夏から開発に着手。
アシックススポーツ工学研究所でスパイクピンが地面をとらえる時間と推進力との関係性を検証するなど研究を繰り返すことで、スパイクピンを用いずにスピードを追求する、従来の概念にとらわれない新しい発想が生まれたとしている。
5月29日開催の記者発表会に登場した陸上短距離の桐生祥秀選手は「ピンがないだけでなく軽い。スパイクシューズの可能性を広げるもので、まさにアシックスの秘密兵器という感じ」とコメント。
なお、プロトタイプの靴底構造は特許を取得済みだという。