オリジナルデザイナーが語る!アシックス「ゲルライトⅢ」30年の歩み

pickup 2020-02-11  

編集者・ライターの小澤匡行氏


■カラーリングについて

小澤:ゲルライトⅢは色使いも特徴的で、とくにグリーンは独特な色合いだが、色へのこだわりはあったのか。

三ツ井:ゲルライトⅠが出た80年代は蛍光色がブームだったが、90年代に入るとダルカラー(濁った色)がトレンドになった。ゲルライトⅢが発売されたのは1990年で、トレンドが移り変わる狭間だった。そこで、蛍光色に合うカラーを色々と探し、フラッシュイエローにグリーンを合わせることにした。しかし、色見本帳に該当するカラーがなかったため、自分で色見本帳をつくって工場に送った。

小澤:1980年代は様々なものが高画質になった時代であり、シューズデザイナーがテクノロジーとデザインを融合し始めたのも同時期だった。この時代に名品と呼ばれるスニーカーが多いのは、そういう時代背景に理由があると思っている。

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