当初は、購入者のうち８割を男性と想定していたが、女性ファッション誌で取り上げれた影響もあり、予想以上に女性の購入が増加し、男女別の比率は男性６割、女性４割になっているという。そのため、現在では実売状況を考慮したうえで、20代後半～40代の男女にターゲットを変更している。

定番的に売れているのが、男女ともに人気の「オールスター クップ レザーOX」と、コンバースのアイコンである星柄を配した「オールスター クップ トリオスターOX」。

取り扱い店舗数は、スタート時の250～300店舗から500～600店舗に拡大。「定番的に売れる商品ができたことで、小売店の信用を得たことが大きい」（田中課長）。とくに都心部の店舗での売れ行きが良く、公式オンラインストアでも好調な販売を記録しているという。

20年春夏シーズンに向けては、社長直轄のプロジェクトチームを立ち上げ、商品およびマーケティングの両面から強化をはかっている。

20年春夏シーズンは、SKU数を前シーズン比２倍に拡大。トレンドの厚底ソールを搭載したモデルや、オールスター クップでは初となる国産モデルも登場する。