シリーズ【フロントランナー ~新しい足音~】ヴァーブクリエーション中川宏明社長
■50代になったら靴業界に恩返し
東京の台東区といえば、宝石と革靴が地場産業だった。革靴は浅草を中心に1990年代までは景気が良かったが、今は大きく様変わりしている。
中川社長は「すでに米国では革靴メーカーが紳士靴はわずか5社、婦人靴にいたってはゼロで、日本の浅草もいずれそうなるのではないかと危惧している」。
一方、「縁あって浅草で20代から靴づくりを始め、20代の終わりに常に5年先を見据えて仕事をしようと決めた。30代は労務管理を勉強し、会社の形を整えていくことに注力。いま40歳だが、30代の終わりには次の時代を担える人材育成に力を注いでいる。50代になったら、業界の活性化につながるようなことを手がけ、恩返ししたいと考えている」と話す。
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