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interview

アサヒシューズ

専務取締役

牛島紀幸さん

「既存販売を維持・拡大させつつ直販と海外を伸ばす」

昨年4月から社名を変更し、新たな飛躍へスタートを切ったアサヒシューズ。2年後の2020年12月期には、売上高150億円、営業利益10億円という数値目標を掲げている。

今年4月から営業・商品本部長と戦略ブランド販売部長を兼任する牛島紀幸専務取締役に、2年後への道筋を聞いた。

 
■3本柱を軸にチャレンジ

「2020年度の売上高、営業利益はともにチャレンジングな数字ですが、分かりやすい目標として掲げました。売上150億円の内訳は、既存販売100億円、直接販売25億円、海外販売25億円を目標にしています。直販と海外は、既存販売に良い影響を与えますので相乗効果が期待できると思っています。

ブランドでは「快歩主義」をメインに「アサヒメディカルウォーク」「トップドライ」を3本柱にしていきます。

「快歩主義」は靴専門店が減少傾向にあるため、国内ではドラッグストアなど異業種の開拓に努めています。スポット的に販売してきた海外、とくに中国では現地企業と合弁でアサヒシューズ上海を立ち上げましたので、今後本格的な販売を行っていく予定です。

中国も日本と同様に高齢化が進む一方、所得が上がっており、さらに儒教が生まれた国で目上の人を敬う思想があることから、シニア向け商品は受け入れられると思っています。国柄に合わせた商品提案も行っていく予定で、すでに中国でウケの良いカラーを構成に加えることも考えています。

「アサヒメディカルウォーク」は、一般靴専門店と百貨店などで好評ですが、こちらも店舗の減少が鍵。単価の高い商品が多いので接客販売を得意とする靴専門店の地域一番店と、もう一歩踏み込んだ取り組みをしていていく方針で、異業種の新規開拓ほか海外市場の開拓も進めます。

「トップドライ」はゴアテックスファブリクス搭載で、メインはインジェクション商品ですが、今春から投入したスニーカータイプが好調なので強化していく方針です。秋冬と東日本での販売比重が高いので、短靴の開発強化で春夏と西日本での販売強化をはかり、年間売れるブランドに育成していきます」

  • アシックスジャパン

    DTC統括部長

    原敏文さん

  • オロビアンコ

    創業者兼デザイナー

    ジャコモ・ヴァレンティーニさん

  • デサントジャパン

    取締役常務執行役員第1部門長

    小川典利大さん

  • スケッチャーズジャパン

    日本法人代表 社長

    デイビッド K.トダさん

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