interview

スケッチャーズジャパン

日本法人代表 社長

デイビッド K.トダさん

「豊富な構成で横へ展開、シェア拡大へ」

誕生から25周年を迎えるスケッチャーズが世界的に絶好調に推移している。

とくに海外市場の伸びが大きく、世界3大マーケットのひとつに位置付けられる日本も、2年前からの積極的な投資により16年はかなり成長した模様だ。

スケッチャーズジャパン日本法人代表で社長のデイビッド K.トダ氏は「スポーツ市場にも仕掛けながら、軸足を置くカジュアルシューズ市場でのSKUを増やしシェアを拡大していく」と語る。

2年前から日本市場へのサポート体制が強化される

■世界的な成長の理由

スケッチャーズは、全世界で起きたシューズ市場の変化の波に乗って急成長している。

スポーツシューズが普及し、一般のカジュアルシューズに取って代わり定番アイテムとなるなか、カジュアルシューズを起源とするスケッチャーズは、コンフォート性を大前提にしつつ、スポーツデザインをバリュー価格で訴求し、一気に世界に広がった。

また一方、アパレル業界は(ファストファッションの登場で)10年前から変化したように、身に着ける物の価格帯が下がる流れもある。

この流れはシューズも例外ではない。この大きなパラダイムのシフトにもスケッチャーズは対応できている。

スケッチャーズは、各国のディストリビューターを支社化、ジョイントベンチャー化するとともに、会社のインフラに積極的に投資したことが成長を促進させている。

これにより海外市場の伸び率が高まり、将来的にはアメリカの売上げよりも大きくなると見込まれている。

 
■日本市場での施策

世界3大マーケットのひとつである日本市場を成長させるため、2年前から強いサポート体制が敷かれ、オフィス、ショールーム、物流センター、マーケティングに関して投資が行われている。

履き心地の良いシューズをスタイリッシュなデザインでつくり、バリュープライスで出していく。

売れる靴をつくるのは当然だが、買ってもらえるマーケティングを実行する。これがマーケティングカンパニーであるスケッチャーズの考え方だ。

日本市場では、レディスのGOwalkが人気となっている。

一昨年まで日本では、そのほとんどをレディスが占めていたが、これからはメンズやキッズをバランス良く合わせて成長したい。すでに、この春夏はメンズやキッズの取り扱いが増えてきた。

日本市場に合った商品を育てながら、スケッチャーズの強みである豊富な商品構成で横へ広げていく。

なぜ、横へ拡大するのかというと、広く浅く販売するほうが安定するからで、販路別の対応、セグメント化にも対応できる。

さらにスケッチャーズは、カテゴリーによってそのコンセプト、ユーザー、そしてTPOが違うので、トレンドが変化しても次の準備ができている。

そして、個々の売り場のフェイスをもらい、ローテーションを組んで展開する。これらの取り組みが日本でも軌道に乗りつつある。

  • オロビアンコ

    創業者兼デザイナー

    ジャコモ・ヴァレンティーニさん

  • アディダスジャパン

    マーケティング事業本部

    平井清介さん

  • コンバースフットウェア

    代表取締役社長

    北島義典さん

  • アシックスジャパン

    取締役

    庄田良二さん

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