アシックス尾山基CEOが創業者・鬼塚喜八郎氏の功績を語る
アシックス尾山基会長CEO
アシックスは、創業者である鬼塚喜八郎氏(1918~2007年)の生誕100周年を記念したプレス発表会を、同氏の誕生日である5月29日に都内で開き、同社の尾山基会長CEOが創業者の人となりや功績について次のように話した。
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「鬼塚は第二次大戦後の荒廃した神戸の地で、若者・子供たちが進むべき道を見失っている姿を見て、夢を与える事業をしたいと考えた。その時、古代ローマの作家が唱えた『健全なる精神は健全なる身体にこそ宿るべし』という言葉と出合い、スポーツが心身の育成に貢献できるとしてスポーツシューズづくりを始めた。
まず神戸・長田地区で靴屋からイロハを学び、自ら勉強した。そしてスポーツシューズで一番難しく、しかも輸入品でしか手に入らなかったバスケットボールシューズを第1号として開発した。
今日、鬼塚の強い思いを引き継ぎ、アシックスのコアであるテクノロジーとイノベーションをもって、世界最高峰の舞台である2020年東京オリンピック・パラリンピックをベストサポートしていく。また、これまで当社が革新的な製品を開発することができたのも、アスリートの活躍に胸躍らせ、勇気づけられたからだ。
今後もアスリート・ファーストを標榜し、鬼塚が目指した明るい世界の実現に向けて、アスリートに寄り添った製品を開発していく」
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