標準技術と比べ簡易な設備で生産できることに加え、素材やカラーなどを自由に選択して成型することも可能。

そのため今後は、この技術を進化させ、手軽に店頭でアッパーや靴底を好みに合わせてカスタマイズするといったサービスの展開などを検討している。

アシックスグローバルマーケティング統括部長のポール・マイルズ氏は、新技術について以下のようにコメントしている。

「当社はイノベーションに多くの投資を行っており、あらゆる製品において最先端技術を活用し、常に製品価値を向上させることを目指しています。

このたび共同開発した生産技術は、今後、シューズ愛好者がその場で自分のシューズをカスタマイズする、そんなスタイルを実現させる可能性を秘めています」