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ニューバランスの最新レーシングシューズ「NB HANZO」が快走―開発者が語る4つのポイント

ピックアップ 2017-03-27  

商品企画GBUプロダクト部ランニングチームの武田信夫マネージャー

日本人ランナーのために開発したニューバランスのレース&トレーニング用ランニングシューズ「NB HANZO」が快走している。 

NB HANZOは、ニューバランスジャパンが主導してアメリカ本社と共同開発したもの。日本側の責任者を務めたのが、商品企画GBUプロダクト部ランニングチームの武田信夫マネージャーだ。

NB HANZO S(1万4500円+税)

武田マネージャーは「企画がスタートしたのは、3年半前。勝ちたいと願う日本人ランナーのために、どのようなランニングシューズをつくればいいかを考え続けた」としたうえで、「本社を置くボストンのスポーツリサーチラボで動作解析を行ったほか、本社スタッフが来日して日本人ランナーの動きを計測、それらのデータをもとに開発した」と話した。

武田マネージャーが、NB HANZOのポイントとして挙げたのが①日本人の足に合ったラスト②効率よい足運び③軽量かつ反発性に優れる素材の採用④ミニマルかつシンプルなアッパー設計―の4つ。これにより「効率的に高速走行することを可能にした」という。

NB HANZO R(1万3500円+税)

ラストは、日本人ランナーの足型の特徴に合わせて前足部の幅を広く設計。また、前足部~中足部で着地し、次の1歩を素早く踏み出す傾向にある日本人ランナーの走り方を考慮し、着地時にブレーキがかからないよう踵部分を薄く設計し、効率よい走りを実現した。

ニューバランス最軽量のミッドソール素材REVLITE(レブライト)を搭載したほか、優れた反発性をもたらすRAPID REBOUND(ラピッドリバウンド)を前足部に採用するなど、ニューバランスが誇る高機能素材を適材適所に配置した。

NB HANZO T(1万円+税)

アウトソールに採用したdyNaride(ダイナライド)は、卓越したグリップ力をもつ特殊配合ラバーを弾性樹脂プレート上に接着したもの。優れた反発性を発揮し、耐摩耗性にも優れる。
3DプリントやTPUを熱圧着したアッパーは、ミニマルなデザインながら、確かなサポート性と通気性を発揮する。

商品構成はエリートランナー向けのNB HANZO S(1万4500円+税)、自己記録更新を目指すシリアスランナー向けの同R(1万3500円+税)、アスリートや学生に向けたトレーニング用の同T(1万円+税)の3型。

また、それぞれのシューズに合わせたアパレルコレクションも用意している。

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