ダッドスニーカーブームの火付け役!フィラ「ディスラプター」ヒットの顛末

pickup 2019-10-01  

フィラ「ディスラプター」

靴底にボリュームをもたせた“ダッドシューズ”の登場によって、ハイファッションブランドにまでスニーカーが進展。そのけん引役を果たしたのが「フィラ」のディスラプターだ。

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フィラのディスラプターは、17年末に英国でバズ(話題になること)が起こり始めていて、イギリス人デザイナーのリアム・ホッジスとのコラボモデルの展開を始めるなど注目されていた。その動きを一部の日本のセレクトショップがキャッチして、その情報が日本国内で「フィラ」フットウェアを販売する丸紅フットウェアに持ち込まれた。

この仕掛けは欧州から発信していたもので、丸紅フットウェアでは試しに欧州の品番を日本に引っ張ってきて販売。「当初は半信半疑だった」と言うが、それは杞憂に終わり、18年春の発売からあっと言う間に売り切れた。

そこで、丸紅フットウェアは「もっと本格的に手掛けよう」と考え、18年2月開催の秋冬展でレンジを広げて取り組み始めた。すでに小売店でもディスラプターのことを認識しており、「特別に売り込むこともなく受注につながった」という。

同じ頃、韓国でも拡大したが、やり方が違った。ボリューム化して一気に仕掛けたことから、情報を含めて日本に輸入される形になり、ディスラプターを履いた訪日観光客の若者を目にするようになる。日本市場でも量的に拡大した19年春夏は、展開店舗数が前年比2倍、受注は同3倍になった。

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