スニーカー市場に切り込む「ミズノ」―キーパーソンが語った舞台裏とは…
ミズノライフスタイルスポーツ事業部の牧野雅臣さん
■第1弾は初代ウエーブライダーを選定
「ミタスニーカーズの国井栄之さんと話をする中で、アーカイブの中からピックアップするなら初めてミズノウエーブを搭載し、パフォーマンスランニングシューズとして発表した初代ウエーブライダーが良いという助言をいただきました。
機能が伝えられる機種であり、発売からモデルを20世代以上継続展開して現在のモデルと比較もできること。国井さんは2年前からダッドシューズの仕掛けもしていて、それにもフィットします。
そこで、すでに廃棄されていた金型をつくり直し、プロジェクト第1弾はミタスニーカーズとのコラボによるウエーブライダー1 ノーボーダーに決定、これを契機に欧州のトップスニーカーアカウントと手を組んだプロジェクトが始動することになりました。
またビームスジャパンさんは、プロジェクトが始動する前から、ウエーブプロフェシーという7代目を展開中のランニングシューズを、ファッションアイテムとして取り上げてもらっていました。このモデルは、欧州のスニーカーセレクトでも販売されており、ミズノのシューズをファッションとして履くというきっかけをつくってくれました。
第5弾でコートセレクトを出したのは、ランニングシューズ以外でもミズノのアーカイブを表現していきたいという思いがあったからです。そこで、事業規模の大きいバレーボールカテゴリーからコート系モデルを選択しました」
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