ランニングシューズ売り場には鮮やかなカラーの商品が並ぶ
ランニングシューズ売り場ではブルーやオレンジ、イエローなど、鮮やかなカラーは当たり前になり、10年以上前に普通だったホワイトベースのモデルは極めて少なくなっている。
そのため、アシックスのゲルカヤノやミズノのウエーブライダーなど、初心者ランナーが使いやすいランニングシューズの主力商品のカラー化も進んだ。
アディダスの女性専用ランニングシューズ「ウルトラブースト エックス」
こうした流れが変わってきたのが、ここ1~2年。
スタイリッシュなルックスと機能を合体させたアシックス「ゲルケンウン」
都会的なファッションランナーに向けたモノトーンのアパレルコレクションが生み出され、それに合わせて足元もモード感のあるブラックおよびホワイトのランニングシューズやトレーニングシューズが台頭してきた。
ランニングシューズのモノトーン化は、アパレルとも連動している。
ブラックをテーマにしたニューバランス「BLACK STORY」コレクション
ニューバランスは、スポーツを愛する女性のためのアパレル「NB WOMEN」からブラックをテーマにセレクトした「BLACK STORY」コレクションを、NB WOMENのアンバサダーであるモデルの秋元梢さんを起用して提案している。
日本の伝統美と機能性を兼ね備えたアシックスのスポーツアパレル「JYUNI(ジュウニ)」
アシックスは、シンプルで洗練された日本の伝統美と機能性を兼ね備えた「JYUNI(ジュウニ)」というスポーツアパレルコレクションを今年1月末から限定的に販売。
アシックスのスポーツアパレル「JYUNI(ジュウニ)」
日本らしいミニマムな美しさと今日のパフォーマンス志向を融合させ、街中で着られる若者に向けたプレミアムなアスレジャーウェアに仕上げている。
こうしたファッションと融合したスポーツアパレルの登場により、ランニングシューズもブラック&ホワイトを軸としたスタイリッシュな商品が求められるようになっている。