「LCS TR CRETE」は、1997年発売の高機能クロストレーニングシューズを復刻したLCS TRをベースモデルにデザイン。LCS TRのユニークなデザインを活かしながら、雄鶏を彷彿とさせるテイストを盛り込んで大胆にアレンジしている。

ベースカラーには純白の羽根を思わせるホワイトを使用して、雄鶏の気高さを表現。色鮮やかなレッドのシュータンにはシボ感のある素材を使用し、トサカを彷彿とさせる繊細なディテールを再現した。

また、アイレットやシューレース先端のセルチップ部分には、嘴をイメージしたイエローを採用。さらにアウトソール底面のEVA素材がトサカをイメージしたアウトラインになっているなど、随所に雄鶏のイメージを取り入れている。

そして、これらの装飾の中でも最も特徴的なのが、ヒールのサイド部分。le coq sportifのサイドロゴがあるべき場所から雄鶏が逃げ出しており、そこには三角があるだけ。

その行方を辿るとインソールに足跡があり、その先にロゴが。“雄鶏がサイドからインソールに逃げ込んだ”というユーモラスなストーリーが隠されている。