メダルシリーズは、1980～1990年代初頭のミズノランニングシューズの中でも象徴的なモデルとしてバリエーションを揃えていた。その中でもスカイメダルTRは、当時ランニングトレーニング用として発売され人気を集めた一足。

異なる特徴を持つ素材を組み合わせることによって高いパフォーマンスを実現した1990年、スカイメダルTRのソール部には当時革新的であったテクノロジー“トランスタブ”が搭載された。

このソールは、1987年にリリースされた「エアジェノバ」に搭載されていた“ミズノウエーブ”の前身である“マジカルクロスミッドソール”から進化し、クッション性と反発弾性を加えた“トランスパワー”に、さらなる安定性を加えて誕生したもの。

今回復刻するスカイメダルTRでは、最新の機能素材を使ってトランスタブのコンセプトであるエナジーリターンをアップデート。また、シュータンと履き口が一体となり、足をすっぽりと包み込む形状のインターナルソックフィットシステムは、90年代当時シュータンのズレを解消するほか、甲とのフィット性をアップしてシューズとの一体感を高めるために開発された。