スポーツ庁は2017年10月、国民の健康促進を目的に歩きやすい靴、動きやすい服装での通勤を推奨し楽しみながら歩くことを呼びかける「FUN+WALK PROJECT」を発表した。
これを受けてロックポートジャパンは、ビジネスマンを対象に「スニーカー通勤」に関する調査を行い、その結果を元に各職業別のスタイリングにふさわしい通勤シューズを提案している。
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■スニーカーで通勤しやすい職種1位は「会社経営者・役員」
同社は2017年10月に全国の20~50代男性で週に4日以上スーツを着用する400人を対象に「スニーカー通勤」に関する調査を行った。
表1
職種別にスニーカー通勤の可否をみると、「可能」と答えた割合が最も高かったのが「会社経営者・役員」で57.7%、次いで「人事」53.8%、「サービス・販売」が50.0%。
一方で「営業職」では「可能」と答えた割合は41.9%と、スニーカー通勤の可否は職種ごとに分かれる結果になった。(表1)
しかしながら、営業職の過半数は「スニーカー通勤をしたい」と答えており、「スニーカー通勤をしたくない」理由で最も多かったのは「現在勤めている会社の雰囲気・ドレスコードにスニーカーが合わないから」(56.0%)だった。(表2)
表2
回答者全体をみると、「スニーカー通勤をしたくない」(23.6%)と答えた理由の1位は「会社の雰囲気・ドレスコードにスニーカーが合わない」(46.8%)、2位は「スーツやジャケットに合わない」(44.7%)、続いて「ビジネスシューズを履くことがマナーだと思うから」(35.1%)(表3)。
表3
この調査結果からロックポートはドレスコード、スーツやジャケットに合うビジネスシューズ選びがスニーカー通勤を盛り上げるカギになりそうだとみている。
■ビジネスマンの靴選びのポイントは「疲れにくさ」と「汎用性」
表4
また、すべての回答者に対して「ビジネスシューズを選ぶ時に重視していること」を聞いたところ、「長時間履いていても疲れにくいもの」(52.0%)が1位。
次いで「カジュアルでもかっちりスタイルでも、どんな服にも合うものを選びたい」(51.0%)が2位で、価格やトレンドを大きく上回った。(表4)
職種を問わず、ビジネスマンの靴選びのポイントは「疲れにくさ」と「汎用性」であると同社はみている。
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