米ナイキ17年5月期売上高は前年比8%増―DTC事業が売上比率の28%占める
米ナイキ社の17年5月期の売上高は、(為替の影響を除くと)前期比同8%増の344億㌦だった。
「ナイキ」ブランドは322億㌦で同8%増。フットウェアは同8%増の210億8100万㌦、アパレルが同9%増の96億5400万㌦だった。
「ナイキ」の卸ビジネスは同5%増、DTC(消費者への直接販売)ビジネスはEコマースが30%増となるなど、売上げが同18%アップとなり、全体を押し上げた。
すでに「ナイキ」のDTC事業は90億8200万㌦となり、売上げ比率は28%を超えてきている。
なお、「ナイキ」のブランドストアは、前期比66店増の985店になった。また、ナイキ傘下のコンバースの売上げは、同6%増の20億㌦だった。
粗利率は、海外での為替変動や生産コストの上昇で前期から1.6ポイント下がって44.6%だった。
日本市場の売上げは、フットウェアが6億6600万㌦(前期比7%増)、アパレル2億7500万㌦(同10%増)、エキップメント7300万㌦(同6%減)で、トータル10億1400万㌦(同7%増)だった。
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