これによりロコンドは、三鈴商事が展開するブランドを積極的に展開できるとともに、オムニ戦略の実現や業務のデジタル効率化をはかることで、収益力を向上させることができる、としている。また、同社グループとして百貨店事業および卸事業に本格進出する。

この進出に当たっては、在庫シェアリングを可能にするプラットフォーム事業のBOEM（自社EC）とe－３PL（物流受託）の２つの核サービスに加え、店舗向けクラウド型欠品フォローシステムのロコチョク、同クラウド型POSのロコポス、会員カード＆QR決済機能のロコペイなど５つの総合オムニパッケージを導入することで、百貨店・卸事業を含めたすべての業務を同社の内製化システムで一元運営するとしている。

ロコンドグループのブランド事業としては、日本国内の独占販売契約を結んでいるスペインのファストファッションブランド「マンゴ」に続く第２弾となる。