6年目に入ったスニーカーブームを読み解く

pickup 2017-03-14  , , , , ,

店頭では引き続きスニーカーが主役に

16年も主役の座の担う

“ブーム”と言うには長すぎる感もあるスニーカーブームについて、「15年がピークだった」とする見方もあるが、一時よりダウントレンドになったとはいえ、16年もスニーカーが靴市場の主役だったことは間違いない。

主要ブランドの16年度の業績をみると、ニューバランスのライフスタイルカテゴリーは前年比約20%増で推移。アシックスタイガーは同2.5倍となり、期初計画もクリア。コンバースの16年4~12月は同10%増で、ルコックスポルティフも同11%増。ナイキの6~11月のフットウェアは同27%増など、出荷ベースでは勢いに衰えは見られなかった。

スニーカー以外に“売れている”靴が見当たらない

店頭状況はどうだろうか。大手靴専門店3社の16年3~11月の販売実績をみると、エービーシー・マートのスポーツカテゴリーは前年比4.3%増と好調。ジーフットのスポーツ靴は同8.4%増と伸びており、チヨダもスニーカーの販売は好調だった。

一方、その他のカテゴリーをみると、エービーシー・マートはレザーカジュアルが同15.8%減、ビジネス同5%減。ジーフットは婦人靴が同8.9%減、紳士靴同4.8%減。チヨダは婦人靴の販売が落ち込んだ影響により、靴事業の売上高は前年同期比を下回る結果となった。

総じて見ると、スニーカー以外に“売れている”シューズカテゴリーが見当たらない状況だ。

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