ミッドソールの開発競争が過熱―キーワードは「軽量性」「反発性」「クッション性」

pickup 2016-10-18
BOOSTフォームをミッドソールに100%搭載したアディダス「ウルトラブーストアンケージド」

BOOSTフォームをミッドソールに100%搭載したアディダス「ウルトラブーストアンケージド」

ランニングシューズ市場では、アディダスがBOOSTフォームを発表した13年以降、ミッドソールの開発競争が過熱している。開発に数年以上かけているブランドも少なくなく、「軽量性」「クッション性」「反発性」などを訴求ポイントに差別化をはかっている。

アディダスが誇るミッドソール素材「BOOSTフォーム」は、アディダスとドイツの化学会社BASF社が共同開発したもの。微細で均一な独立気泡を閉じ込めたE-TPU(発泡熱可塑性ポリウレタンビーズ)を素材とし、個々の小さなE-TPUを連結することにより、長期に渡り、またどのような環境下でも、高い衝撃吸収性と反発力を発揮する。

13年2月にBOOSTフォームを初めて搭載したエナジーブーストをローンチし、15年2月には同フォームをミッドソールに100%搭載したウルトラブーストを発売。このほか、シリアスランナー向けのアディゼロタクミにも採用するなど、シリーズ化を進めている。

フレッシュフォームを搭載したニューバランス「FRESH FOAM VONGO M」

フレッシュフォームを搭載したニューバランス「FRESH FOAM VONGO M」

FRESH FOAM(フレッシュフォーム)とVAZEE(バジー)をテクノロジー・プラットフォームとして商品展開を行っているのが、ニューバランス。14年春夏に登場したFRESH FOAMは、クッション性と軽量性に優れた素材と内外非対称なヘキサゴンデザインを融合することで、心地良いクッショニングと確かなサポート性でナチュラルなライド感を提供する。15年秋冬に登場したVAZEEは、反発弾性に優れた素材をミッドソールに使用。屈曲性と軽量性を高める独創的な意匠のアウトソールとリンクしてスピード感のある走り心地を提供する。

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