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ブーム終焉後のスニーカー市場を読み解く

ピックアップ 2017-08-29  , ,

テクノロジーの“日常化”に取り組む

1990年代のスニーカーブームでは、ハイテクがもてはやされたが、現在はテクノロジーを日常生活のなかに浸透させていく方向にあり、各ブランドとも、スポーツがもつ先進的な部分を日常生活のなかで役立つものとして商品に落とし込んでいる。

テクノロジーのブランド化に成功しているアディダスのブーストを筆頭に、ナイキのルナロン、ニューバランスのレブライトやフレッシュフォーム、プーマのイグナイトフォームなどは、パフォーマンスシューズにとどまらず、スニーカーにも搭載されている。

売り場からは「軽さやクッション性といった靴の能力に関する問い合わせが増え、機能性重視の傾向がみえる」(アスビー渋谷センター街店)という声が挙がっており、消費者がスニーカーに求める部分も“かっこいい”“かわいい”から、“履きやすい”“動きやすい”に移行しつつあるようだ。

サプライヤーも「スニーカーの履き心地の良さに出会った消費者が一気に離れることはない」という意見では一致しており、ファッショントレンドだけで終わりそうにないスニーカーの実力を物語っている。

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