シューズは「ディスクブレイズ」と「R698」がベース
プーマは、サイバーパンクやテクノカルチャーをベースにグラフィックデザインやアートディレクションを行っている岩屋民穂氏による「グラファーズロック(GraphersRock)」とコラボレーションしたカプセルコレクションを発表した。
このコレクションは、「テクノ」「サイバーパンク」「実験施設」「ハイテク」といったキーワードをベースに、このプロジェクトの発信地である「東京」をグラファーズロックならではのテイストで追求。 キーとなるフットウェアには、プーマを代表する90年代のランニングシューズのディスクブレイズとR698がセレクトされた。
デザインはインパクトとガジェット感を強く意識し、アッパー全体にグラファーズロックのデザインの特徴でもある記号やタイポグラフィを配置。ベースとなる4つのグラフィックを設定し、それぞれをぴったりなシューズに落とし込み、カラーリングした。あくまでもグラフィックでアッパーを覆うのではなく、グラフィックのイメージをフットウェアに昇華させることを岩屋氏は試みた。
Disc by GraphersRock(1万9000円+税)
Disc by GraphersRock(1万9000円+税)
ブラックとホワイトの2色で展開される「Disc by GraphersRock」(1万9000円+税)は、フォアフット部分のグリッドの切り込みが入った光沢のあるレザーと、サイドパネルやミッドソールにプリントされた記号やタイポグラフィが特徴的。さりげなく加えられたTOKYO JAPANの文字と、シュータンおよびヒールにプリントされたGraphersRockのロゴが、今回のコラボレーションの証になる。インナーには、デザインのベースとなったグラフィックがそれぞれ施されており、トライノミックソールからは内部のグラフィックが透けて見える。
R698 by GraphersRock(1万3000円+税)
R698 by GraphersRock(1万3000円+税)
ピンクがアクセントとなっているグレーのツートンカラーと、ブルーがアクセントのホワイトの2色展開の「R698 by GraphersRock」(1万3000円+税)は、90年代らしいナイロンメッシュ、ネオプレーン、そしてレザーといった異素材をパーツごとに採用した独特の仕上がり。こちらもDisc同様、記号やタイポグラフィのプリント、そしてインナーに施されたグラフィックパターンがトライノミックソールから透けて見える。
ブラックがソリッドな印象の「PUMA X GraphersRock バックパック」(1万8000円+税)は、リフレクター素材でプリントが施されている。両方向ジッパーによる広い開口で、大きなものの出し入れもスムーズ、さらにロールアップ式の開口部のため、容量アップも簡単。
このカプセルコレクションは、世界に先駆け日本で4月15日(金)からプーマストアやDover Street Market Ginzaなどで発売されている。
Photo Gallery
写真をクリックすると拡大表示されます。