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ミッドソールの開発競争が過熱―キーワードは「軽量性」「反発性」「クッション性」

ピックアップ 2016-10-18
イグナイトフォームを搭載したプーマ「プーマ イグナイトv2」

イグナイトフォームを搭載したプーマ「プーマ イグナイトv2」

プーマは、新世代PUフォームのイグナイトフォームを搭載したランニングシューズ「プーマ イグナイト」を15年2月に発売。イグナイトフォームは、“EVAに代わる次世代の素材”をスタート地点に、06年から開発がスタート。高次元でのクッション性と反発性を維持しつつ軽量化することで、PUのポテンシャルを最大限に引き出すことに成功した。

ナイキズームエアを搭載したナイキ「エアズームストラクチャー20」

ナイキズームエアを搭載したナイキ「エアズームストラクチャー20」

ナイキは、10年以上にわたる研究開発の末、1995年にナイキ ズームエアを発表。圧力をかけたエア ユニットのなかに、きつく伸ばされた高伸長性の繊維を編み込み、着地時にその繊維が圧縮され瞬間的に元の状態に跳ね返ることで弾むような反発性を生み出す。2014年には小さな六角形(ヘキサゴン)のズームエアが開発された。

フライトフォームを搭載したアシックス「ダイナフライト」

フライトフォームを搭載したアシックス「ダイナフライト」

アシックス史上最軽量のミッドソール素材「フライトフォーム」は、従来のE.V.A.よりも約55%の軽量化を実現。また、素材に添加した繊維のアシスト効果により、優れた耐久性とクッション性を発揮する。15年11月に発売されたメタランに初めて採用され、今年7月に世界同時ローンチされたダイナフライトやゲルカヤノ23にも採用されている。今後はラインアップを増やしていくとともに、フライトフォームがもたらすメリットを消費者に伝えるために売り場での表現力を高めていく方針。

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