「サロモン」が使用後にスキーブーツに生まれ変わるランニングシューズを発表
アウトドアブランド「サロモン(SALOMON)」は11月11日、ジャン=マーク・パンベCEOが新たに持続可能性を考慮してビジネスに取り組むための“Play Minded Program”について発表した。
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今回発表のプログラムでは、①アウトドアを愛する人たちのフィールドの保護②サロモン製品の製造における持続可能性の向上③アウトドアスポーツを楽しむ人たちへの教育④製品開発に貢献する人たちへの配慮、という4つの具体的な目標を設定した。
①では2030年を目途に事業活動におけるCO2排出量を30%削減する。さらにフットウェア製品で20年秋までに有機フッ素化合物類(PFCs)の非使用を先行させ、23年までにすべての製品で全廃する。また、25年までに事業活動で発生した廃棄物の70%をリサイクルまたは再利用する。
②ではサロモン本社の仏アネシー・デザインセンターで、1年半以上の研究のもと開発されたパフォーマンスランニングシューズを発表した。
フットウェア産業が地球上にもたらす環境負荷の約30%は製品に使用する原材料に起因する、との考えからアッパーもソールもすべてTPU(熱可塑性ポリウレタン)を使用。寿命を終えたこのシューズは裁断され、廃素材はアルパインスキー用ブーツのシェルに生まれ変わる。このランニングシューズは21年に発売される予定。
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