somezup

スニーカー&スポーツライフスタイルの最新トレンドを発信

interview

K・SWISS

Brand President

バーニー・ウォーターズ

「テニスのDNA活用し洗練された若者に訴求へ」

②1

生誕50周年記念モデルを世界限定1966足で発売

■商品ラインアップについて教えて下さい

「①パフォーマンス②コートフィットネス③コートスタイルで構成している。パフォーマンスはテニスプレーヤーのためのコレクションで欧州が強い。最強のダブルスチームであるブライアン兄弟をスポンサードしており、ハイパーコートというモデルは15年の米国のテニスマガジン誌で最優秀テニスシューズに選ばれている。コートフィットネスは、ジムユーザー向けのカテゴリー。テニスシューズを起源とするブランドだけに前後左右への動きに対応できるソール開発ができるので、まだローンチ間もないのが、期待している。

コートスタイルは、ケイ・スイスのアーカイブであるヘリテージテニス。クラシックを中心にテニスのDNAをもったライフスタイルシューズになる。マーケットでのポテンシャルは高いので、さらに伸ばしたい」

 
■ブランド生誕50周年の施策は。

「記念モデルをアイコンであるクラシックで展開する。今回は当時のラスト、革で再現し、モデル名はクラシック66 USA。名前の通りアメリカ製で、グローバル1966足限定。ナンバリングして特別な靴箱に入れて販売する。日本では260足を販売する」

 
■ケイ・スイスの将来像は。

「ターゲットは18~24歳のファッションに興味がある若者。この世代は、ファッションにお金をかけ、下の世代だけでなく上の世代からも一目置かれている。現在の若者のロールモデルは、20世紀から変化している。アメリカでは“Be your own boss.”と言うが、子どもたちの憧れは以前のスポーツ選手やミュージシャンではなく、起業家精神に富んだ若者たちだ。そうしたことに興味をもつ若者に受け入れられる商品を開発していく。

ケイ・スイスは、アメリカに根差した唯一のテニスブランドであり、クラシックに代表される“ヘリテージアメリカンテニス”という過去の資産を活用し、モダンなコートスタイルのシューズにつなげて若い人に支持されるブランドづくりをしていく。

日本市場では、良いものでないと売れないことは理解している。まず、店舗展開のフェイズ1が的確に遂行されている。ロングタームではビジネス規模もみないといけないが、まずブランドの再構築に力を入れ、そのあとで売上げを伸ばしていきたい」

  • アシックスジャパン

    DTC統括部長

    原敏文さん

  • アサヒシューズ

    専務取締役

    牛島紀幸さん

  • デサントジャパン

    取締役常務執行役員第1部門長

    小川典利大さん

  • RHYTHM

    代表取締役社長

    鹿子木隆さん

PAGE TOP