手縫い一筋63年!「ゴッドハンド」と称される靴職人の人生に迫る

pickup 2017-11-08  



20歳で入社、親子二代の“オーツカマン”

坂井さんは1934(昭和9)年8月25日、東京で生まれた。

物心ついた頃に第二次世界大戦、日本では太平洋戦争が始まり、戦中は新潟へ疎開。戦後もしばらく当地で農業の手伝いなどをして過ごした。

その後、大塚製靴の庶務課で働いていた父親を追って上京し、1954(昭和29)年3月、20歳のときに入社。親子二代にわたる“オーツカマン”となった。

手先が器用だった坂井さんは、手縫いを専門に行う手工部に配属され、そこから60年余にわたる職人人生が始まった。

その間、主に底付を担当。手縫いという仕事、技術を芸術的な領域まで高めた。

特にまっすぐに糸を縫う幅、ピッチが芸術のように細かく、その匠の技により、社内やお客から“ゴッドハンド”、神の手を持つ男と称されている。

PAGE TOP