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岐路に立つウォーキングシューズ―デザインの創出が待ったなしに


ウォーキングシューズが、岐路に立たされている。

健康意識の高まりにより、運動不足を解消するスポーツとしての人気は引き続き高まっているが、上手く世代とシューズがマッチングしていないためだ。

ウォーキングは80年代、ジョギングに続く健康スポーツとしてアメリカから上陸して注目された。

火付け役はロックポートで、有酸素運動により心臓病予防などに効果があるとした“フィットネスウォーキング”を提唱、シューズ開発のほか歩き方の啓蒙も行った。

これに呼応するようにナイキやアシックスによって、新たな概念が創出されていった。

革靴業界では英クラークスがネイチャーベルトを82年に発売、83年にはペダラとエコーが発売され、85年には仏メフィストが本格上陸する。

87年には月星化成(現ムーンスター)が歩きのメカニズムを追求したワールドマーチを発売、続く88年にはエコーからエコーウォーカー、メフィストは女性市場にウォーキングシューズで本格参入した。

このように80年代に現在のウォーキングシューズの土台がつくられたが、当時はウォーキングシューズを受け入れる年代も若く、シューズとライフスタイルがマッチしていた。

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