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結ばない靴紐「キャタピラン」の快進撃が止まらない!―年内に累計販売400万個突破へ


装着

ツインズ(本社:千葉・船橋、梶原隆司社長)が製造・販売する結ばない靴紐「キャタピラン」が快進撃を続けている。「キャタピラン」は、ゴムのように伸び縮みする伸縮性と締め具合を自在に調整できるコブ状のふくらみを特徴とする“結ばない”靴紐。13年3月の発売以来、順調に売上げを伸ばし、年内には累計販売400万個を達成する見込みだ。

ツインズ梶原隆司社長

ツインズ梶原隆司社長

ランニング用として人気が先行

1999年の創業以来、家電製品の製造・販売を手掛けてきたツインズの梶原隆司社長が、靴紐の開発に乗り出すきっかけになったのは、ゴムでできたフランス製の靴紐をスポーツジムで目にしたことだった。その時に思い浮かべたのが、踵を踏んで靴を履いた自分の息子の姿。「結ばずに脱ぎ履きできる靴紐があれば、子ども達が踵を踏まずに靴を履くようになるのではないか」と考えた。

靴紐については、まったくの門外漢だったが、試行錯誤を繰り返し、2年半の開発期間を経てキャタピランが完成した。最も苦労したのが、コブの大きさと形状。シューズメーカーによって靴ひもを通す穴の大きさが異なったため、市販されているほぼすべての靴に対応できるように70足以上の靴を購入して研究を重ね、最終的に直径7㎜のラグビーボール型に辿り着いた。

世に出たのは13年3月。子どもや高齢者を主なターゲットに考えていたが、自分の好みに合わせてフィット感を調整できることがランナーの間で評判となり、ランニング用として人気が先行する。その後はテニス用やトレーニング用、そしてタウン用として人気を広げている。

現在、展開店舗数は3000店を超え、大手靴専門店や大手スポーツ用品店などに加え、最近ではセレクトショップにも取り扱いが広がっている。

水平展開に着手。一部商品を国産化

(写真左から)キャタピービジネス、キャタピラン、キャタピーアスリート、キャタピーゴルフ

(写真左から)キャタピービジネス、キャタピラン、キャタピーアスリート、キャタピーゴルフ

キャタピランの水平展開にも着手している。ゴルフシューズ専用の「キャタピーゴルフ」、ビジネスシューズ向けの「キャタピービジネス」に続き、昨秋からアスリートの意見を基に開発した純競技者向けの「キャタピーアスリート」を発売。今年後半発売予定のキッズ向け商品については、キャタピランの特徴であるコブの大きさを通常よりも小さくすることで紐を通しやすくし、装着した時に違和感がないように改良を加えている。

また、為替の問題やコスト高などを考慮し、今年から一部商品の国産化に踏み切った。国産化により品質が安定・向上し、小ロット対応が可能になったため、チーム対応など数10本単位のオーダーにも対応していく。この春から本格生産に入り、一部店舗で先行販売する。価格については、企業努力により現行品と同程度に抑えた。

キャタピラン搭載のワークスニーカーを4月発売

キャタピラン搭載のワークスニーカー

キャタピラン搭載のワークスニーカー

キャタピラン搭載のワークスニーカーをホームセンターやワークショップなど約300店で4月から発売する。

最も重視したのが、履き心地の良さ。アウトソールに屈曲溝を多数設けることで柔軟性を高めたほか、ねじれ防止のシャンクを搭載し優れた安定性とサポート性を実現した。先芯は軽量で丈夫なPP仕様で、安全面にも配慮した。

アッパーには合成皮革を使用、側面から踵部、シュータン部にメッシュを採用し通気性を確保した。また、余った靴紐を収納できる専用フックを付属している。デザインは、一般的なスニーカーと遜色のない外見とすることで、普段でも違和感なく着用できるようにした。

このほか、パーカーの紐やサーフパンツの紐といったアパレルの副資材用として、一部使用変更したキャタピランを提供するなど、その活躍ぶりはとどまるところを知らない。

【商品一覧】


■キャタピラン:税込980円
■キャタピーゴルフ:税込1300円
■キャタピービジネス:税込880円
■キャタピーアスリート:税込1300円
■キャタピーワークスニーカー:税込5980円

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