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ミッドソールの開発競争が過熱―キーワードは「軽量性」「反発性」「クッション性」

ピックアップ 2016-10-18
ブルックスDNAを搭載したブルックス「ゴースト9」

ブルックスDNAを搭載したブルックス「ゴースト9」

ブルックス独自のクッショニングシステム「ブルックスDNA」は、非ニュートン流体という物質から開発されたもの。軽い衝撃に対しては物質が緩い結合になりソフトなクッション性を、強い衝撃には頑丈な結合になり、硬めのクッション性を発揮する。様々な体型のランナーがいるなかで、身長や体重、走るスピードに自動的に適応し、ベストなクッション性を提供する。2010年から搭載がスタートし、現在では基本的にパフォーマンスラインの全モデルに搭載されている。

CRADLEプレートを搭載したザ・ノース・フェイス「ウルトラプルージョンレース」

CRADLEプレートを搭載したザ・ノース・フェイス「ウルトラプルージョンレース」

ザ・ノース・フェイスのロードランニングシューズに標準装備されている機能が、ミッドソール全面に入れたTPU系素材によるCRADLE(クレイドル)プレート。このプレートにより、着地から蹴り出しまでの足の動きのなかで反発力を発揮、着地時の踵位置を安定させるとともに横へのネジレを防ぎ理想的なランニングフォームに導き、着地時の衝撃を吸収するとともに障害物などによる下からの突き上げを軽減する。

U4 ic(ユーフォリック)と新形状のミズノウエーブを搭載したミズノ「ウエーブライダー20」

U4 ic(ユーフォリック)と新形状のミズノウエーブを搭載したミズノ「ウエーブライダー20」

ミズノは、ウエーブライダーシリーズの最新作「ウエーブライダー20」を10月から発売。今回はランナーの走り心地に影響を与える“接地した瞬間の柔らかさ”を重視して設計。ソールには中央部を凹ませた新形状のミズノウエーブを採用し、その下に弾力性の高いミッドソール素材「U4icX(ユーフォリックエックス)」を取り入れることで、安定感を失わずに着地時の柔らかさを実現するとともに、前方向へのスムーズな体重移動を可能にした。

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