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ミズノ「シンクロ」シリーズで潜在ランナーを掘り起こす

ピックアップ 2017-06-29  

ミズノシンクロMD(7900円+税)

3品番で8万足強を販売
デザイン性に磨きをかける

このゾーンの開発についてミズノ・ライフスタイルスポーツ事業部の根布貴裕さんは、「“ランニングには興味があるがハードルが高い”と思っている人はまだまだ多い」。

「そうした人にメッセージを伝え、ランニングを始める人を増やしていこうという思いで始めた。“3㎞”“デトックス”というワードを使って気軽さを上げた」と話す。

クッション性と安定性を両立するミズノウエーブは搭載しないが、踵部に高耐摩耗ラバーを配置するなどランニングシューズに求められる基本的な機能を装備した。

ミズノシンクロSL(5900円+税

16年は「ミズノシンクロSL」を軸に、3品番で8万足強を販売するなど、GMSやシューズチェーン店を中心に良く売れている。

根布さんは「ミズノシンクロシリーズは、最低限走れる機能を付加したことに加え、デザイン面を強化した。普段履きとしての需要を含めて店頭消化も良好で、ランニングシューズの3、4倍か、それ以上のマーケット規模がある新たな需要をつかんでいる」。

「これは、当社のボリュームゾーンの定番モデル、マキシマイザーと食い合いしていないことでも明らか」と話す。

ミズノでは、ランニングをこれから始めたいという人は、まだ多いと捉えており、それは20~30代の若い層でとくに増えていると感じているという。

そのため、世界的な流れであるアッパーのデザイン性に、さらに磨きをかけていく。

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