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コラム【Sidewalk View】第16回:アイディアのつくり方(モンドデザイン堀池洋平)

column 2017-07-20  

新規事業のアイディアや、何かしようとした時のアイディアが、自然と湧き出てくることはほぼありません。

それらは料理を作る時のように、しっかりと事前の準備をした結果として、最終的にアイディアという形で出てくるものです。

なぜなら、アイディアは何の知識もない所には生まれないからです。稀に生活の中から思い付いた製品やサービスがヒットすることはあります。だた、そのようなアイディアが生まれることは非常に確立が低いので、それに頼ることはできません。

さらには、アイディアを実現させるための努力がアイディアを出すのと同程度必要です。

学生の時に読んだ、ジェームズ・W・ヤングが書いた「アイディアのつくり方」という本があります。

読んだ当時、衝撃を受けたことを覚えています。その内容は、次のようなものだったと記憶しています。

対象となる事柄についての情報を収集して、その収集した内容をパズルのように組み立てるために書き出す。その行為が頭の中を少しずつ整理してくれる。

ある程度知識が頭に入り、パズルのような書き出しが終わったら、そのことを忘れて無意識の状態に任せるということです。

そのことだけを考えていると、どうしても考えが偏ってしまうので、この何も考えない期間が重要で、そうしている中で熟成された思考が、アイディアという形で現れるという内容です。

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