「ブランド訴求につながる出店を」
直営店の出店を加速化しているニューバランスジャパンは6月9日、ランニングスペシャルストアとして東京・銀座に「ニューバランス銀座」をオープンさせた。この1年間で実に7店舗を出店(百貨店内のインショップ含む)したことになる。
Eコマースを含む同社のリテール事業を担当するDTCシニアマネージャーの中塚博さんに、直営店の戦略について聞いた。
次は福岡、名古屋に中規模店開設へ。商業施設への出店も検討
■ニューバランス銀座について
1階はコンクリートのイメージでランニングをメインに、2階は5月にオープンさせた「ニューバランス六本木19:06」のウッドを取り入れたデザインでライフスタイル商品を扱っています。
こうした2つのカテゴリーの複合型の出店は初めてです。
■今後の出店計画は?
東京、大阪以外では札幌に出店していますが、大都市ながらまだ出店していない福岡・天神地区と名古屋・栄地区に、社内でライトハウスと呼ぶ中規模の路面店を来年中にはオープンさせたいと考えています。ここまでがフェーズ1になります。
その後のフェーズ2については、卸先との関係を考慮しながら商業施設への出店を検討しているところです。