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ニューバランスジャパン冨田智夫社長「16年の販売計画は900万足。競技カテゴリーを成長エンジンの第2ロケットに」


ニューバランス冨田社長

「16年は競技カテゴリーを成長戦略の第2のロケットに位置づけ、積極的に投資する」と語るニューバランスジャパンの冨田智夫社長。さらに今春から自社企画のアパレルの展開をスタートするなど、世界第3位のアスレチックブランドになるという中期計画の達成に向けてアクセルを踏み込んでいる。また、ここ数年で大きく変化したブランドの姿を伝えるためにプロモーション活動に注力するとともに、リテール事業の強化もはかっていく。

今春から自社企画のアパレル展開へ。ブランドが変化する姿を消費者に伝える

■16年の販売計画と経営方針について

「16年度の販売足数は900万足を目標にしています。そのうちライフスタイルが35%前後を占めると予想しています。ライフスタイルは、しっかりと地に足をつけ、スニーカーブームの収束を見越した上で流通量をコントロールしていきます。

一方、ランニングやフットボールを中心とする競技カテゴリーについては、成長戦略の第2のロケットとして積極的に投資していきます。

フットボールについては、プロダクトはもちろん、プロモーションにも力を入れます。昨年に続きNew Balance Cupと冠した全国規模の大会の協賛や、New Balance Championshipとして新たに主催する大会を今年は4~5つ開催し、小中高生の選手に対してブランド訴求できる場を設けていきます」

 
 
■アパレルの展開について

「16年春夏から当社が初めて企画・製造したアパレルの展開がスタートしました。アパレルを展開するにあたって意識したことは、スポーツブランドとしての背景や世界観をしっかり打ち出すことと、グローバルブランドとしてキールック(キーアイテム)に統一感をもたせることです。

初年度は売上げを追いすぎることなく、スポーツブランドとして我々が目指す方向にご賛同していただける販売店様としっかりと取り組み、2~3年後に大きな花を咲かせたいと考えています」

 
 
■プロモーション戦略と直営店展開について

「ここ数年でブランドは大きく変化しており、変化するブランドの姿を消費者に伝えることが非常に重要になっています。サッカーでいえばグラスルーツであり、Eコマースを含めたデジタルマーケティングもしかりで、今後はスポーツマーケティング分野にも進出していきます。

我々は中期計画のなかで世界第3位のアスレチックブランドになるという目標を掲げていますが、消費者のなかにはスニーカーブランドというイメージを持つ人も少なくないかもしれません。ブランドが変化・進化する過程を消費者にしっかり伝えなければ、目標とする姿は見えてこないので、そこに対する投資は今まで以上に行っています。

また、消費者との接点を増やすという意味では、直営店が2店舗しかないという現状では、それは難しい状況です。将来的には、旗艦店と呼ばれる大型店を含めて10~15店舗ほどの直営店の出店を計画しており、その先陣として3店舗目の直営店を東京・お台場に3月18日に出店しました」

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