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コンバースフットウェア北島義典社長「足数より価値を追う経営を」


インタビュー コンバース北島社長

今年に入ってからも好調を続けているコンバース。16年第1四半期(4~6月)は足数、金額とも前年比2ケタ増で推移している。今年4月にコンバースフットウェアの社長に就任した北島義典氏は「毎日水やりを欠かさず、実った果実を刈り取り過ぎないことがブランディングの基本」として、「足数ではなく、価値を追う経営をしていく」と話す。

この春は足数・金額とも2ケタ増で推移

■今年4~6月の販売実績を教えて下さい。

「気温が上がった3月以降、ホワイトカラーの商品が引っ張る形で上り調子となり、4~6月はその勢いが継続しました。結果、足数で前年比10%増、金額では同18%増と、ともに2ケタ増で推移しました。昨年12月にキャンバスオールスターのコア商品の価格改定を実施しましたが、足数を落とすことなくスムーズに新価格に移行できています」

 
■プロダクト別の販売状況は。

「チャックテイラーは、シンプルなトレンドのなかでオールスターのコアカラーを中心に安定。ジャックパーセルは、生誕80周年の昨年、プロモーションに注力した効果もあり好調。また今春から販路を限定し、プレミアム化を進めています。ベビー&チルドレンは、30~40代の女性に浸透したことで、親子ペア需要を取り込んでいます。

注力カテゴリーに位置付けるシェブロン&スターは、生誕30周年のウエポンと生誕40周年のプロレザーを2枚看板に打ち出しを強化。どちらかというと男性的なイメージが強いので、男性客を取り込んでいきたいと考えています」

 
■通期の計画について。

「昨対オーバーを狙っていますが、我々が目指すところはブランド価値を高めることなので、足数よりも中身を充実させることを優先します。流通面では、しかるべき商品をしかるべき販路で売り、価値を追う経営をしていきます」

 
■開店1周年の直営店について。

「商品をゆっくり見たうえで購入したいというお客様が多く、約2割が外国人客。実売も好調です。一番の驚きは、カスタムシューズ用に置いている真っ白のオールスターが断トツに売れていること。肌感覚で売れ筋等が分かり、今後の商品開発の参考にもなっています。来春登場するオールスターの100周年記念モデルに高機能インソールREACTを搭載しますが、これは直営店での販売実績が後押しになって実現したものです」

 
■ケイ・スイスについて

「アメリカ本国とも足並みを揃え、リブランディングを推進しています。米国企画のインライン商品をセレクトショップ中心に展開していますが、滑り出しは上々。コート系がトレンドになるなか、シンプルでクリーンなスタイルが受け、予想以上に女性に購入されています」

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