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コラム【Sidewalk View】第12回:頭の中の余白部分(モンドデザイン堀池洋平)

column 2017-03-22  

製品に関しては逆のケースが多いかもしれません。ある独特なアイディアがあったとして、それを前面に押し出した製品を企画していたとします。その独特なアイディアはつまり「木」となります。ただし、それに固執してしまうと失敗の原因になりかねません。

最終的にはそのアイディアが市場の中でどのような見え方をし、どのような立ち位置になるのかが一番重要だからです。

場合によってはその独特なアイディアを前面に押し出さない方が市場優位性は高まるかもしれません。ただし、そのことを常日頃考えすぎてしまうとなかなか客観的に見ることは難しくなります。

つまり、頭の中をクリアにできる時間をしっかりと持ち、常に少しの余白を意識して作ることは、いい結果を生み出すために必要な作業なのです。

その余白の作り方は人それぞれかと思います。

もしかしたら、それは有名な講師のセミナーを聞きに行くということかもしれません。あるいは、しっかりと休みを取るということかもしれません。

私自身も、つい頭の中で1つのことを目いっぱい詰め込みそうになるのですが、少し我慢をして「余白を作る」ということを心がけたいと思います。

【著者紹介】

【堀池洋平(ほりいけ・ようへい)】

1980年神奈川県生まれ。幼少期から高校卒業まで福島県いわき市で過ごす。大学卒業後に広告制作会社に勤務。2006年、廃タイヤチューブを再利用した自社開発製品「SEAL(シール)」を販売すべく株式会社モンドデザインを創業。代表取締役に就任
モンドデザイン公式HP:http://www.mondodesign.jp/
SEAL公式HP:http://www.seal-brand.com/index.html

堀池さん②顔

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