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コラム【Sidewalk View】第12回:頭の中の余白部分(モンドデザイン堀池洋平)

column 2017-03-22  

頭の中に余白を持つ、つまり考えに余裕を持たせるということは大事なことだと最近強く感じています。特に経営や新規事業に関わる方には、この頭の中の余白部分は特に重要なのではないでしょうか?

なぜならば、思考が目いっぱいになるくらいに今取り組んでいることを考えてしまうと、客観性がなくなってしまうからです。

もちろん、経営方針・新規事業・さまざまなビジネスにおいてとことん考え抜くことは重要です。
ただし、その後で他のことを考える、もしくは全く考えない状況を作ることも結果的に良い方向に向かうためには必要なことです。

そうすることで、一辺倒な考えから少し引いて見ることができます。より高い所から俯瞰で見る、自分を含めた今の環境や状況をまったく違う第3者として見ることにより、問題点やより良い改良点が浮き出てくる場合が多いと思います。

「木を見て森を見ず」という言葉がありますが、この森を見るためにも俯瞰で自分を見る能力が必要なのです。

例えば、ソフトバンクが創業する時には、どの業種でビジネスを行っていくかということに大多数の時間を使ったとのことです。

細かなことよりも、まずは今後数十年で成長していくであろう「業種」を慎重に考え、その業種を決めた上で、その業種の中で何を行うかということを絞っていったそうです。

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