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コラム【Sidewalk View】第10回:「真剣である」という事(モンドデザイン堀池洋平)

column 2017-01-05  

 

「失敗することを恐れるよりも、真剣でないことを恐れたほうがいい。真剣ならば、たとえ失敗しても、ただでは起きぬだけの充分な心構えができてくる」。これは松下幸之助が言った言葉です。

何か新たなことを始めるとき、様々な決断をするにあたり、この言葉の「真剣になる」ということはしっかりと意識しなければならないと思います。

失敗は必ず起きます。そこで真剣に考えた結果の失敗ならば、それは意味があると思います。次の新たな事業や決断にあたり成功する確率が高くなります。これは生きた失敗だと思います。

ただし、安易に考えてしまった結果の失敗は意味のないものと感じます。次も同じ失敗を繰り返す可能性が高くなり、失敗癖もついてしまうかもしれません。同じ失敗でも雲泥の差です。

「生きた失敗」という言葉で頭に浮かんだ実業家がいました。オンライン決算サービスのPayPalの前身を作り、様々な事業を行っているイーロン・マスクという人物です。この実業家は、まさに「生きた失敗」を繰り返している人物だと感じます。

彼は、PayPalをオークションサイト大手のeBAYに売却した後に、地球規模での「環境」をテーマにした2つの事業を進めています。「宇宙ロケット」と「電気自動車」の開発です。

高級電気自動車である「テスラモーターズ」という名前は聞いたことがあるかもしれません。宇宙ロケットの開発では、NASAと連携して宇宙ステーションに物資を送る事業を中心に行っています。

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