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コラム【Sidewalk View】第7回:楽をすることの大切さ(モンドデザイン堀池洋平)

column 2016-10-05  

仕事をする上で、楽をしようとすることは良いことです。もちろん、サボるということではありません。

楽をしようとすると、生産性が向上します。また同時に取捨選択も行う必要が出てきます。取捨選択をする時には、「これは目的とする成果にしっかりと貢献するのか」ということを考える必要が出てきます。

例えば、物を販売しているところなら、いま行っている業務は製品の販売にどのように影響するのかということ。または、飲食店ならお客様の満足度を向上させるのにこの作業は本当に必要なのか、病院なら患者の治癒に貢献できる作業なのか、ということです。

そのように考えていくと、意外と上記とは関係のない余計な作業は多いものです。

あるIT関連の会社で、5人で行っている業務がありました。日々の残業は当たり前で、この人数でもギリギリの状態だと感じていました。ある時、その中の2人が急遽会社を辞めてしまうことになり、残された3人は途方に暮れてしまいます。代替の2人が入ってくるには数カ月かかるとのことでした。

そこで、その中のリーダーは「やらなくて良いことはやめよう」「絶対に必要な業務だけしよう」と決めて、何が必要で何が不要かを考え、それを実践しました。

そうすると、3人でも支障なく業務を進めることができ、さらには残業時間までも減ってくるということが起こりました。売上も5人体制の時と変わらず、それだけ余計な作業があったということです。

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